【9/16 げんばめぐりNo5】丹後ちりめんめぐり 開催しました! 


丹後ちりめんめぐり 開催!

 
5回目を数える「げんばめぐり」
場所は、自然豊かな与謝野町の地。
丹後ちりめんを織っておられる工房と、工務店さんをめぐりました。

小雨が降る中、訪れたのが「創作工房糸あそび」さん。

小雨が降る中、訪れたのが「創作工房糸あそび」さん。

車から降りるとすぐに「ガシャンガシャン、ガシャンガシャン、、」というリズムの良い織機の音が。

さっそく工房の中へ。

まず、紹介して頂いたのが「絹リボン」を使ったマフラー。

まず、紹介して頂いたのが「絹リボン」を使ったマフラー。

簡単に言うと、絹でできたリボンです。

これを経糸に使い、マフラーを織られています。

その他にも、からみ織やドビー織で織られたマフラーや洋服生地がたくさん。

その他にも、からみ織やドビー織で織られたマフラーや洋服生地がたくさん。

触り心地はどれも、綿菓子を触っているかのようでした。

まだ若いとお聞きした職人さんの背中が、ひたむきに織物に向かう姿を物語っていました。

工房独自の織物は、絹100%にこだっているそうです。

まだ若いとお聞きした職人さんの背中は、ひたむきに織物に向かう姿を物語っていました。

少ない織機と職人さんではありますが、様々な織物を織られている工房です。

糸あそびさんは、少ない織機と職人さんではありますが、様々な織物を織られている工房です。

国内の百貨店さんはもとより、海外のバイヤーさんともつながりがあるのだとか。

愛犬のワンちゃんは、いつも眠たそうな顔。笑

愛犬のワンちゃんは、いつも眠たそうな顔。笑

糸あそびさんとは対称的で、手前が町家になっています。

続いて訪れたのは、「(株)山藤」さん。主に丹後ちりめんの風呂敷を織っておられる所です。

糸あそびさんとは対称的で、手前が町家になっています。

ちりめんのこと、これまでの歴史などをじっくりと説明してもらいました。

ちりめんのこと、これまでの歴史などをじっくりと説明してもらいました。

丹後ちりめんは、「シボ」と呼ばれる凸凹が特徴と言われていますが、そのシボができる理由なども聞くことができ。

「生産数は減っていますが、若い世代が帰ってきてなんとか頑張っています」と。

丹後ちりめんめぐり (株)山藤 工房見学

そして、その奥には種類の豊富な風呂敷たちがたくさん。

色鮮やかな風呂敷を見て参加者の方からは、「デザインかわいい~」とはしゃぐ声も。

もちろん工房の中も見学をさせてもらいました。 奥へ奥へと続く広い工房には、原糸を撚る機械からあるそうです。

もちろん工房の中も見学をさせてもらいました。

奥へ奥へと続く広い工房には、原糸を撚る機械からあるそうです。

全ての機械が稼働するほど織物が織られていたと思うと、圧巻です。

これほど、多くの機械と広い工房をのぞかせてもらったのは初めて。

これほど、多くの機械と広い工房をのぞかせてもらったのは初めて。

全ての機械が稼働するほど織物が織られていたと思うと、圧巻です。

(株)山藤さんからは車で30分くらいの所で、周りを田んぼに囲まれた広大な土地。

そこから今回は、特別に「福田工務店」さんという工務店さんにも見学に行かせてもらうことに。

(株)山藤さんからは車で30分くらいの所で、周りを田んぼに囲まれた広大な土地にあります。

こうした小物も、大工さんが作っておられるそう。

家を建てることが専門ですが、その他にも一枚板のテーブルや木のまな板なども作っておられます。

こうした小物も、大工さんが作っておられるのだとか。

メジャーを指し棒にするところが、木を扱っておられる方だなーと感じつつ。

メジャーを指し棒にするところが、木を扱っておられる方だなーと感じつつ。

高大な土地にいくつもある倉庫を案内してもらいながら、説明をしてもらいました。

思わず「すごい」の言葉が口からこぼれるほど巨大な木がずらり。

思わず「すごい」の言葉が口からこぼれるほど巨大な木がずらり。

関西でもこれほど多くの古材を持っている工務店は、あまりないそうです。

作業中の大工さんの横で、体を前のめりにしながら食い入るように手元を見つめ。

作業中の大工さんの横で、体を前のめりにしながら食い入るように手元を見つめ。

そして、倉庫の中に響き渡るノミの音と、大量の木くず。

木は、何百年もの歳月をかけて育ち、伐採され、何十年と乾燥をさせてやっと使える状態になります。

「今使っている木は、300、500年前の木なんだよ」という言葉には、想像を超える時の流れを感じました。

今回見学をさせてもらった創作工房糸あそびさん、(株)山藤さん、福田工務店さん、そして参加者の皆さん、
本当にありがとうございました。

writer:西野 愛菜
photographer:akitsu okd


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