11月18日(土)~11月26日(日)まで開催された「第24回 泉涌寺~東福寺 窯元もみじまつり」。
京都泉涌寺近辺の窯元さんや陶磁器の作家さんが出店する毎年恒例の陶器市だ。そんな陶器市に、編集長/西野が訪れた。
訪れたのは、初日の18日。この日は、雨が降っていたこともありお客さんは少ない様子だった。それでも、泉涌寺や近くの東福寺を目当てに観光客などでにぎわっていた。
毎年恒例になった「泉涌寺~東福寺 窯元もみじまつり」。今年で24回目となる。地元の人なら誰もが知っているような陶器市だ。早速、窯元さんが集まる辺りに足を運ぶ。
途中の道端には屋台も出ており、大判焼きを1つ。中身は、甘栗で美味しい。これも毎年恒例だが、日本酒の利き酒コーナーも。窯元さんが焼かれた酒器で日本酒の飲み比べができるのだ。しかも、使った酒器は記念に持ち帰ることができる。なんとも贅沢だな、と思いながら横で焼いていたたこ焼きをつまみに、昼から日本酒を頂くことにした。
そこから各窯元さんの販売になる。途中のスポットには、スタンプラリーもあり最後に抽選ができるようになっている。
窯元さんによって違う釉薬を使っているので質感がまったく違ったり、作風が違ったりするのが面白い。もちろん、陶器か磁器かの違いも。料亭などにありそうな昔ながらの絵付けが施されている磁器や、動物をモチーフとして作られたような物まで、多種多様だ。
器や小皿などつい欲しくなってしまう。窯元さんも「よかったら見て行ってねー」とゆるい雰囲気でやられている。それがまた、いいなぁと思ってしまう。
ひと通り見た後は、スタンプが全部たまり。抽選をすることに。引いてみると、なんと3等が当たった。去年訪れた時は、ハズレだったのでラッキー。3等の景品は、窯元さんが焼かれたの湯飲み。いくつか置いてある物の中から、緑っぽいものを選んだ。
陶器市は焼き物を焼かれている土地であれば、多くの場合行われている催し物だ。陶磁器が購入できることはもちろんのこと、体験ができたり、スタンプラリーがあったりと様々。こうして作り手さんと出会い話せる機会があることで、作り手や物を知る機会になるのだと思う。
writer:西野愛菜
photographer:西野愛菜